この本は、私にとって実に衝撃的なことを引き起こしました。私自身は、「脊髄くも膜下のう胞」に依る脊髄の手術を受けた直後、職場で再び公務中の災害により、脊髄損傷に移行しその為いろいろな病気を起こしていたと思っていたのですが、この本によって、脊髄損傷意外は全てTMS論による物だという事が解り、驚いたものです。TMS論は腰痛に限っての話として展開していますが、病気そのものは、ほとんどの物が自己のもう一人の自分、所謂、深層の中に沈む自己が随分係わりがあるのだという事に気付かされました。私の場合、長谷川氏のサポートが有り、過呼吸・痙攣・呼吸筋の萎縮・胃痛等、どこの病院でも抑えられなかった物が、一瞬のうちに消えてしまい、薬も一日3回が2回に減った、という驚くべき事が始ま!ったのです。ですから、この本の提唱しているTMS論は、決して腰痛のみではなく、病気そのもの、所謂「心」に迫るものと考えます。だからこそ、病院のDr.や看護婦も読む事が大切だと思うのです。患者に対しての対応の仕方が随分と違うものに成る事を信じて止まないからです。その為、この本を沢山の方々に読んで欲しいものだと切望します。
この本を読んで腰痛治りましたおすすめ度
★★★★★
腰痛持ちの方で、この本をまだ読まれていない方は、だまされたと思って1回読んでみてください。
できれば1回ではなく、3回から5回は読んで、書いてある内容を実践してみてください。
私は、少なくとも耐え難い腰痛からは開放されました。(時々ちょっと痛むこともありますが、すぐ治るようになりました。)
この本の内容は、煎じ詰めれば「病は気から」という昔からのことわざに尽きます。
私が腰痛が治ったと言っても、妻さえ信用してくれないので、レビューを読んで、どれだけの人が影響されるかはわかりませんが、とにかく、騙されたと思って1回読んでみてください。腰痛が治れば儲けものではありませんか。
概要
本書は、ニューヨーク大学医学部教授ジョン・E・サーノ博士が確立した、「TMS(緊張性筋炎症候群)理論」というまったく新機軸の治療プログラムを紹介したものです。このTMS治療プログラムは、腰痛・肩こり・関節痛・神経痛といった、筋骨格系疾患の治療に有効なだけでなく、心身症といわれる広範囲にわたる病態にも役立つ可能性があります。
1999年夏、アメリカの人気テレビ番組である「20/20」(ABC)と「ラリーキング・ライブ」(CNN)で、TMS理論をテーマにした特別番組が放映されました。視聴者の中からは、どんな治療を受けてもよくならなかった慢性の痛みが、これらの番組を見ただけで治ったという人々が現れました。
インターネット上で世界最大の書店といわれる「アマゾン・ドット・コム」では、本書の原著『Healing Back Pain』が、4週以上にわたってノンフィクション部門で第1位を記録しました。この本の読者からも、読んだだけで慢性の痛みが治ったという報告が世界中から寄せられています。
本書は、全世界で数十万人の患者を「読書療法」だけで完治させた『Healing Back Pain』の邦訳版です。TMS理論をQ&A形式でわかりやすく解説した、『腰痛はである』(春秋社)と併せて読まれることをお勧めします。
内容(「BOOK」データベースより)
腰痛、肩こり、関節痛患者が最後に読む本。投薬・手術・物理療法によらない画期的治療プログラムを紹介。
内容(「MARC」データベースより)
いわゆる肩こりと腰痛である背腰痛についての新しい疾患概念、緊張性筋炎症候群(TMS)の理論、及び診断と治療について解説する。投薬、手術、物理療法によらない画期的治療プログラム。
出版社 春秋社編集部
アンドルー・ワイル博士推薦。正しい情報があなたを救う!腰痛・肩こり・関節痛の真の原因は身体の構造的異常ではない、というTMS理論が日本に上陸! 従来の常識を根底から覆すこの治療プログラムを理解するだけで、全米15万人以上の人が症状の改善をみたといいます。もう、投薬、手術、物理療法に無駄なお金と時間を費やす必要はありません。あなたを痛みから解放するのは正しい知識のみ。
99年にはアメリカのテレビ・ワイドショーがこぞってこのTMS理論を取り上げ、原書はアメリカで4週以上にわたってノンフィクション部門第1位を記録しました。
腰痛のみならず、あらゆる慢性疼痛に苦しむ方に一読をお薦めします。
著者について
ニューヨーク大学医学部臨床リハビリテーション医学科教授。ニューヨーク大学メディカルセンター付属ハワード・A・ラスク・リハビリテーション研究所所属医師。マーサ夫人との共著に『脳卒中』(医学書院)、著書に『Mind Over Back Pain』『The Mindbody Prescription』などがある。