リボンをもっと活用してみたくって手にした1冊です。どのバッグも割と作りやすい方法で作ってあり、ちょっと贅沢なミニバッグなど、ぜひ作ってみたいです。ただ、作品によってはとても高価なリボンをかなり沢山使用しているので、ちょっと非現実的なものもあるように思われます。
世界でたった一つの贅沢なバッグの作り方おすすめ度
★★★★★
美しいフランス製リボンを使う、アクセサリー感覚の小型バッグの作り方の本です。写真もファッショナブルかつ綺麗なので、見ているだけで飽きません。
一針一針手で丹念に縫っていけば、洋裁に慣れない方でも完成できると思います。リボンを使用するので布端の始末等は本当に楽です。ちょっと縫い目が粗くても意外に目立ちません(苦笑)。それでいて、自分でも驚くほどの完成度が得られます。私の場合は、リボン等はすべて自分で選んで組み合わせましたが、掲載作品の一つ(比較的作り方が単純なもの)を全て手縫いで、ほぼ週末の2日で完成させました。出来栄えは、やみつきになりそうなほどです。非常に満足しています。
一部掲載作品の材料一式の通信販売の案内が載っているので、その通りにならないにしても、大体の材料費が分かりますが、かなり高くつきます。経済性は皆無です。手作り=安上がり、とういう感覚の方には絶対におすすめできません。しかし、手作りでしか調達できない贅沢な素材をふんだんに使って、完成させたバッグは自分だけの宝物になることうけあいです。
私は、財布と相談しつつ(笑)、幾つも作りたくなってしまいました。
概要
装飾というリボンのイメージにとらわれない、トートバッグやポーチなど。リボンの幅を利用して、裁ち目の始末もなく手で縫える気軽さが特徴。作り方は丁寧なプロセス写真で。
内容(「BOOK」データベースより)
フランスはリボンの宝庫。デザイン、品質ともに優れたリボンが今もたくさんあります。リボンはいつの時代にも女性に愛され、本来の装飾だけに限らず、幅広く使用されるようになり、それに伴い、幅、品質ともに種類も豊富になりました。この豊富にあるリボンを素材として、ちょっとおしゃれな手作りのバッグを作ってみませんか?しかもフランスのリボンで。せっかくリボンで作るのですから、リボンの特性を生かして、リボンを並べる、組む、たたむの発想でデザインを考えます。本書にあるバッグとポーチはその一例です。