フランスに住みたい! おすすめ度 ★★★★☆
フランスに住み着いた日本人の生活や、フランス人と結婚した日本人、フランスでの母子家庭事情等を素敵に綴ってます。ブランドに囲まれる生活ではなく、下町の蚤の市で見つけたモノに囲まれる暮らし、見ていてとても羨ましいと思いました。面白かったのはイギリス人からしてもフランス語はとても難しい言葉だという事。パリの悪口をちょっと言いながらも、結局はパリの暮らしが大好きな人々。そして「結婚」というシステムに依存しないパリの制度もよく分かりました。読み終わった後、やっぱりパリはいいな〜、住みたいな〜と思える一冊です。
概要
モードでも、セレブでもないパリ特集。パリのふだんぐらしのよさを特集。まるごと1冊パリ。
世界中を旅したわけではないし、留学や住んだ経験もないけれど、旅で何度か訪れた、この街パリはいいなあと思う。芸術の都とも、モードの都ともいわれる、世界でも屈指の都会であるにもかかわらず、ここに住む人たちは、街の暮らしを楽しんでいるように見える。
それは、なぜなんだろう。
たくさんのガイドブック、最新の詳細な情報が載る雑誌はいつもこの街の魅力を伝え、憧れを駆り立ててくれる。たしかに胸ときめくような素敵な場所はたくさんある。観光名所、一流ブランド、星付きのレストランを否定するつもりもまったくない。いまでの観光で訪れる人が世界一多いのは、相変わらずパリなのだから。
では、この街に暮らす人たちにとってのパリはどうなんだろう? 世界一美しい都市と呼ばれるここで仕事をして、食べて、遊んで、恋をする、ふつうの人たちの暮らしを知りたいと思った。
普段のパリ、そこに住む人たちの生活と価値観と流儀。その結果が、「やっぱりパリが好き」です。
内容(「MARC」データベースより)
ふたり暮らしのパリ、巴里の日本人…。普段のパリ、そこに住む人たちの価値観と流儀をご紹介。いがらしろみの「おいしいパリ」、篠あゆみの裏モンマルトルお散歩ガイド、アーティストのアトリエ訪問ほかも収録する。
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