パリ症候群対策にもなる・・・かも?おすすめ度
★★★★☆
世界でも有数な多国籍都市、パリ。これは、そんなパリの中の世界にかなり目を向けた本。街に広がるエスニックパワーは変わり続けるパリの側面で、まさにその変化の原動力!不思議で猥雑で異国情緒漂う、閑静な住宅街の角を一つ曲がればアラブ人街が広がる、そんな現実のパリを知ることが出来ます。
キレイなだけじゃ物足りない、かなりディープでちょっとダーティなパリガイド。一冊読んだら社会問題も少ぅし見えてきちゃいます。確かにちょっと冒険家向きで、観光目的の人達には向かないかもしれないけど、上っ面だけじゃなく、一歩踏み込んでこういうトコ知ってみるのも良いんじゃないでしょうか。行く場合は多少注意が必要ですが。
勿論、主な観光スポットの紹介、ビストロやナイトスポットや朝市なんかについては歩き方よりも詳しく載っています。だけどやっぱり観光ガイドとしては二冊目以降に、それからある程度の期間滞在できる人に、オススメします。
フランスの地方についても、早く日本語版出してほしいなあ。
読み物
おすすめ度 ★★★★☆
ロンリープラネットのシリーズは、国内のガイドブックにないユニークな情報がたくさん載っているので重宝していましたが、日本語版が出たので買ってみました。
日本で出ているガイドブックの多くはお店やレストランのページや写真がいっぱいで、宣伝パンフみたいと思っていた私には面白い読み物です。
使われている写真も好感が持てますし、「パリの中の世界」なんてコーナーは他の本にはありませんね。
まだまだ知らないパリがたくさんある。知らないパリをもっと楽しみたい。
そんな気持ちにさせてくれる一冊でした。
ただし、紙質がちょっと重いので星一つ減にさせていただきました。
概要
モンマルトルの小さな通りをふらりと歩き、世界の最高傑作が集められた美術館に驚愕し、市内で最高のナイトライフを探す…と、パリの楽しみ方はいろいろあるが、どんな時にも本書は、このたぐいまれなフランスの首都のすばらしさを知るための指針を与えてくれる。
■便利な22点のカラー地図付き
■異文化が共存するパリを隅々まで紹介
■実際の経験をもとにガイドするとっておきの探検コース
■多くのすばらしいレストランについて厨房をのぞくような詳しい情報
■クラシック音楽からきわどいナイトクラブのショーまでパリのエンターテインメント・シーンの今を紹介
■フォンテーヌブローやヴェルサイユなど近郊各地への旅を幅広く紹介
【ロンリープラネットガイドブックシリーズの特徴】
最大の特徴は掲載情報の詳しさです。世界に駐在する350人の著者により、観光スポット・宿泊・食事・アクティビティの情報、地図の掲載はもちろん、各地の歴史・文化・自然・社会についての解説、また旅行中の健康管理に関する解説なども掲載されています。
(1)他の旅行ガイドではなかなか紹介されない、今までの海外旅行では通過点に終わっていた地域の魅力も紹介しています。
(2)ガイドする国やエリアを熟知している著者とスタッフによる詳細かつ質の高い内容は、これまでの日本のガイドブックとは一線を画します。
(3)バジェット型の安上がりの旅を求める人から、時間とお金をかけた旅を求める人まで、幅広くこたえられる情報量を誇ります。
(4)歴史、美術、建築、ゆかりの小説や映画の紹介まで、読むだけでも世界が広がる内容となっています。
内容(「BOOK」データベースより)
モンマルトルの小さな通りをふらりと歩き、世界の最高傑作が集められた美術館に驚嘆し、市内で最高のナイトライフを探す…と、パリの楽しみ方はいろいろあるが、どんな時にも本書は、このたぐいまれなフランスの首都のすばらしさを知るための指針を与えてくれる。
内容(「MARC」データベースより)
全世界で愛読されている旅のバイブル、ロンリープラネット。芸術や建築の詳しい説明から食事の楽しみ方まで今までにない情報が満載。ひと味違うパリの街歩きが出来る本です。