やっぱり素敵ですおすすめ度
★★★★★
著者の他の作品を読んでいる方には 引用部分が多いので少々物足りないかも。パリの案内書というより 美しくこんな風に年齢を重ねたいという女性の指南書としては 多いに刺激になります。
私のパリ私のフランス
おすすめ度 ★★★★★
待ちに待ってやっと手にした。目の周りがじぃぃんと熱くなり涙が溢れてくる頁が...きっと彼女は強いんだと思う。強さをフランスという国でパリという街で身に付けたのだと思う、その歳月に起きた出来事やその暮らしの中で。ただ、強さだけではない。美しさ、美しくあること、女性であることと同時に...パリの女性が持つ独特の何かが魅力として備わっている。決して日本人には太刀打ち出来ないような何かが。どちらが良いかという事などではなく、どこか遠くにある様な強さなどという一言では表せない言葉や文字にならない何かがこの一冊から伝わってきた。知的で魅力的で且、エレガント。軽妙でいて十分な重み。薄っぺらな美しさや優しさなどではない厚味や深さ、絶対的に一人の女性であること...そういうものを感じた。永遠に魅力的な女性であることが伝わってきた。ずっと大切にしたい、何度も広げる一冊になると思う。
概要
人生を美しく生きるために岸惠子が案内するパリ、そしてフランス
初のフォト・エッセイ集
東海の孤島日本から、パリ発祥の地と謳われる、セーヌ中州のちっちゃな孤島、サン・ルイ島へ移り住んだ因縁は、そのまま、私という、女、一生の物語り。楽あり苦あり恋もあり、とどのつまりは、42歳、女盛りのみぎりから、今日までの道のりを独りで歩いて30年。少しばかり、割に合わないとは思うけど、孤独という道づれは、なじんでみれば、ファンタスティック!私は少しばかり狡く賢く、要領よく、この道づれを抱き込んで、かなり気儘なひとり旅。??岸惠子
内容(「BOOK」データベースより)
人生を美しく生きるために岸惠子が案内するパリ、そしてフランス。初のフォト・エッセイ集。
内容(「MARC」データベースより)
人生を美しく生きるために…。パリ、そしてリヨンやブルターニュ、モン・サン・ミッシェルなどフランス各地を岸惠子が案内するフォト・エッセイ集。有名ブティックやレストラン、観光名所のガイドつき。