フランス・ギャルの日本ではあまり知られていない顔 おすすめ度 ★★★★☆
日本でフランス・ギャルというと、偉大なるロリコンオヤジ、セルジュ・ゲンズブールの作り上げたアイドル、まさに「夢みるシャンソン人形」な側面しか知られていないような気がします。当時から彼女はアイドルの枠にはおさまりきらない歌唱力を評価されていたと思いますが、彼女の才能が本当に開花したのは、ミシェル・ベルジェとの一連の活動。ロック歌手としての面ではないでしょうか。このアルバムはそんな別の顔を存分に堪能できます。歌声の魅力という点では平均点かもしれません。また、この作品が彼女の最高傑作というわけでもありません。でも、素の彼女に出会えるような気がして、僕はおすすめします。
概要
ご主人のミッシェル・ベルジェとのコンビネーションもすっかり板についたフランス・ギャルの87年の作品。ユーロビートほどリズム一辺倒ではないが,絶品のダンス・ナンバーが詰まっている。声量の足りない分をバック・バンドがカバーして余りある。
曲目リスト
1.Papillon de Nuit
2.Dancing Brave
3.Babacar
4.J'Irai Ou Tu Iras
5.Ella, Elle l'A
6.Evidemment
7.Chanson d'Azima
8.Urgent d'Attendre
9.C'Est Bon Que Tu Sois La
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