ちょっと一息、という感じです。おすすめ度
★★★★☆
なつかしいメロディーで溢れたCDです。あの頃、60年代から70年代にかけてフランスの音楽が日本で流行りましたね。今の韓国ブームのような感じだったんでしょうか。フランス製のものはなんでもおしゃれに見えました。その頃のヒット曲を並べて聞いてみる感じの構成です。オリジナルだけではないですが、そこそこ許せるヴァージョンでした。アダモの「サン・トワ・マミー」「雪が降る」「ブルージーンと皮ジャンパー」「ろくでなし」。アダモの歌は日本の歌手も好んでカヴァーしましたので日本の歌だと思っている方もおられるかもしれません。越路吹雪さんの歌もいいですけど、アダモもいいですよ。ポール・モーリアでヒットした「恋は水色」「オリーブの首飾り」。このCDでは、レイモン・ルフェーブルによる演奏が納められています。正直、これはポール・モーリアに負けてます。でも、何とか許せます。レイモン・ルフェーブルでヒットした「シバの女王」はいいですけど。最近、冬のソナタで久しぶりに聞いた「白い恋人たち」。フランシス・レイの日本でヒットした時のものでしたね。いいですね、今聞いても。フランシス・レイの作品では「さらば夏の日」「男と女」「パリのめぐり逢い」。アイドル的人気だったダニエル・ヴィダルの「オー・シャンゼリゼ」。今でもシャンゼリゼという言葉を使うときに、誰もがこの曲のフレーズを歌います。
「天使のらくがき」。ダニエル・リカーリの「ふたりの天使」「渚のアデリーヌ」も耳にしたことがあると思います。今でも日本では、アダモなんか人気ありますから、一度好きになったらずっと忘れないんでしょうね。青春時代を思い出してください。曲目をみて「あっ懐かしい」と思われる60〜70年代を駆け抜けてきた方にお勧めです。
品があってオシャレでキュートなポップス
おすすめ度 ★★★★★
ぽつぽつと雨が降る中を傘をさして、または休日の午後にゆっくりと聴
きたいアルバム。
人形の様に可愛かったDaniele Vidalの「オー・シャンゼリゼ」(正に雨の中を
軽快に歩きながら聴きたい)、ダニエル・リカーリの美しく儚い「ふたりの天使」、
あの声とメロディが、深い雪に包まれた世界を連想させてくれる「雪が降る」、
悲愁漂うメロディの「恋はみずいろ」、胸いっぱいの幸せを感じる「渚
のアデリーヌ」、オルガンが切なさ演出する「さらば夏の日」、越路吹
雪や最近は後藤真希もカバーした「サン・トワ・マミー」、とても優雅
で明るい「ろくでなし」(梅垣義明がよく使用しますが・笑)、
日本の手品ショーの時によくかかる(この曲を手品で使用するのは、意
外な事に日本だけだそうです)、そして最後もアダモの哀愁のある口笛
が印象的な「ブルージーンと皮ジャンパー」。
どの曲もずっと沢山の人に愛されて!!!、カバーも多く歌われてき曲です。
ムード音楽にもピッタリな優雅でロマンチックな曲です。
概要
60~70年代のフレンチ・ポップスの名曲を集めたコンピレーション・アルバム。「シェルブールの雨傘」や「男と女」など、スクリーン・ミュージックの定番も数多い。
曲目リスト
1.オー・シャンゼリゼ / ダニエル・ビダル
2.カトリーヌ / ダニエル・ビダル
3.ふたりの天使 / ダニエル・リカーリ
4.シェルブールの雨傘 / ダニエル・リカーリ
5.さらば夏の日 / フランシス・レイとセリーヌ
6.男と女 / フランシス・レイとニコール・クロワジール
7.シバの女王 / レイモン・ルフェーヴル・グランド・オーケストラ
8.恋はみずいろ / レイモン・ルフェーヴル・グランド・オーケストラ
9.雪が降る / サルバトーレ・アダモ
10.サン・トワ・マミー / サルバトーレ・アダモ
11.渚のアデリーヌ / ダニエル・リカーリ
12.天使のらくがき / ダニエル・ヴィダル
13.白い恋人たち / フレンシス・レイ
14.ろくでなし / サルバトーレ・アダモ
15.あなたのとりこ / レイモン・ルフェーヴル・グランド・オーケストラ
16.オリーヴの首飾り / レイモン・ルフェーヴル・グランド・オーケストラ
17.パリのめぐり逢い / フランシス・レイ
18.ブルージーンと皮ジャンパー / サルバトーレ・アダモ