概要
オルケストラ・ド・コントラバスのクリスチャン・ジャンテが結成した、まさにフランス的ピアノ・トリオのデビュー作。ビル・エヴァンスの名演で知られる1曲目ほか、美しいハーモニーを堪能できる洒落た1枚。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
オルケストラ・ド・コントラバスのリーダー、クリスチャン・ジャンテによって新結成されたピアノ・トリオ。日本のジャズ・ファン向けにとあるように、フランスのジャズにありがちなこねくりまわした演奏ではなく、軽やかにスウィングし、メロディック・ラインも心地よく楽しい。サンティアゴ生まれのピアノ、ピザロの放り出すようなフレーズがガーランドやケリーにつながる昔ながらのジャズの楽しさを味わわせてくれる。フレンチの味わいはそこはかとなく下町の味わいといった感じで、それで十分というか、そこがミソである。
曲目リスト
1.サムタイム・アゴー
2.カーニバルの朝
3.イン・ア・センチメンタル・ムード
4.スピーク・ロウ
5.ハヴ・ユー・メット・ミス・ジョーンズ
6.ホワット・イズ・ジス・シング・コールド・ラヴ
7.イン・ユア・オウン・スィート・ウェイ
8.アイム・オールド・ファッションド
9.ディア・オールド・ストックホルム
10.9月のワルツ
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