ヌーヴェルヴァーグを代表する名作ばかりおすすめ度
★★★★★
どの作品も数年前に見たものばかりですが、未だにはっきり覚えています。それほどに面白い映画でした。そして今回のBOX発売となれば、もう私としては買うしかありません(笑)
ドヌーヴがセザール賞主演女優賞を獲得した「終電車」、そして「ピアニストを撃て」では男勝りで強い女の子レナを演じる、マリー・デュボワが美しい。
そして、「隣の女」では失神するほどの激しい情熱に翻弄される恋人たちをジェラール・ド・バルデューとファニー・アルダンが熱演しています。ラストシーンは壮絶。
私が一番好きなのは、同じくファニー・アルダン主演の「日曜日が待ち遠しい」。美しいファニーの足取りで始まる、この探偵小説を原作にした一作は見ものです。ファニー・アルダンの大活躍ぶりをじっくり楽しんでください。
自信を持ってお勧めします。
概要
■Disc: 1
『ピアニストを撃て』Tirez Sur Le Pianiste(1960年)
しがないカフェのピアノ弾きが事件に巻き込まれて…。クールな音楽が物語をさらに惹きたてる。
モノクロ / 本篇77分 /16:9LB(シネスコ)
《映像特典》 セルジュ・トウビアナによる解説(4分)/トリュフォーインタビュー(12分+9分)/ レナ役マリー・デュボワのスクリーンテスト映像(2分)/オリジナル予告篇(1分)/レナ役マリー・デュボワ&撮影ラウル・クタールによる本篇コメンタリー
■Disc: 2
『終電車』Le Dernier Metro(1980年)
ナチス占領下のパリ。夫を愛しながらも別の男に魅かれる女優マリオン。大人の恋愛劇の決定版。
カラー / 本篇131分 / LB(ビスタ)
《映像特典》 セルジュ・トウビアナによる解説(4分)/ セザール賞授賞式の模様(9分)/ トリュフォーインタビュー(4分+5分)/ 未公開シーン(4分)/ ベルナール役ジェラール・ドパルデューによる本篇コメンタリー
■Disc: 3
『隣の女』La Femme D'a cote(1981年)
一緒にいると苦しいが、離れては生きられない男と女。大人の愛の本質を描いた傑作。
カラー / 本篇105分 / LB(ビスタ)
《映像特典》 セルジュ・トウビアナによる解説(3分)/ オリジナル予告篇(1分)/ ベルナール役ジェラール・ドパルデュー&マチルド役ファニー・アルダンコメント(26分)/ マチルド役ファニー・アルダンインタビュー(9分)/ ジューヴ夫人役ヴェロニク・シルヴェルによる本篇コメンタリー
■Disc: 4
『日曜日が待ち遠しい!』Vivement Dimanche!(1983年)
モノクロームの映像にサスペンスとドラマが混在する。トリュフォーの遺作として永遠に語り継がれるスタイリッシュな物語。
モノクロ / 本篇106分 / 16:9LB(ビスタ)
《映像特典》 セルジュ・トウビアナによる解説(4分)/ オリジナル予告篇/撮影風景(2分)/ ヒッチコックを語るトリュフォー(8分)/ ジュリアン・ヴェルセル役ジャン=ルイ・トランティニャンによる本篇コメンタリー
内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
フランスの巨匠、フランソワ・トリュフォーが生前に手掛けた作品を集めたDVD-BOXの第2弾。『ピアニストを撃て』『終電車』『隣の女』『日曜日が待ち遠しい!』の4作品を収録。没後20年が経っても色褪せない名作の数々を楽しめる。初回限定生産。
内容(「Oricon」データベースより)
1984年10月にこの世を去ったフランスを代表する映画監督フランソワ・トリュフォーの作品をDVD-BOX化。ヌーヴェルバーグの旗手と謳われた彼が遺した「ピアニストを撃て」「終電車」「隣の女」「日曜日が待ち遠しい!」の4作品を収録。