やみつきになりますおすすめ度
★★★★★
一回観ただけだと、正直「この人たちは何やってるの??」
と全く行動の意味が分からなくて、最後までちょっと退屈でした。
ですが何回か観るうちに、ストーリーよりもパリの町並みや大人達
とザジのユーモアなやりとりが大好きになりました。
こうゆう馬鹿ノリが好きな方は、是非お勧めです。
出てくる人たちみんなが不思議で、観察するのが楽しいです。
ザジの叔母さんの、アルベルティーヌがとても個性的でした。
パリのかわいらしい少女のコメディおすすめ度
★★★★★
主人公の少女の言葉遣いなど、今聞くとそうでもないけど、当時にしてはけっこう刺激的だったかもしれないです。それはともかく、60年代特有のパリのオシャレさみたいなのが感じられて、かなり好きです。私は60〜70年代のコメディタッチの映画が大好きで、「おかしな2人」、「アパートの鍵貸します」など、この頃のコメディって何か、セリフ回しなんかオシャレで、良いと思います。(気づいたらすべてジャックレモン)セリフが上品かといえば、この作品はそうでもない(?)けど、映像の魅せ方がユニークで、ストーリー重視の方はひょっとしたらつまらないかもしれません。映画は映像で観るものだ!という方向けの作品です。
情報提供 〜シュールレアリズム〜おすすめ度
★★★★★
ルイ・マルは私のお気に入りの監督の一人です。この「地下鉄のザジ」について私の知っている限りのお話をさせてもらいます。(ただ記憶が定かではないので間違っていることもあるかもしれません)原作はシュールレアリズム文学です。作者の名前は忘れました。私はこの「地下鉄のザジ」というタイトルに惹かれて読みました。とても面白かったです。それからこれが映画になっているということを知り、テレビで観ました。映画もとても面白かったです。ただ原作と映画はかなり違っています。この映画の監督がルイ・マルと知ったというか、彼を意識したのはかなり後になって「ルシアンの青春」を観てからです。原作と映画を比較することはとても面白いと言われますが、特にこの「地下鉄のザジ」については興味深いものがあり、皆さんの趣味の世界が広がるのではないかと思います。アマゾンさんのルイ・マルの作品のラインアップ?は足りません。「薔薇のスタビスキー」「狼は天使の匂い」(これルイ・マルだったか定かではありませんが)などの名作も紹介して売り出してください。ルイ・マルは多才な才能の持ち主ですが、その精神的基調は一貫しています。だから私は彼のファンなのです。これではレビューになっていませんね。ただ「地下鉄のザジ」は観て損はないと私は断言できます。
最高!
おすすめ度 ★★★★★
私の好きな映画ランキング3位です!
Parisの映像美やオシャレさが画面を通して伝わってきます。
やはり昔に撮られた作品なのでハリウッド的な技術を問う作品ではありません。しかし細かいトコロで登場人物が画面いっぱいにパフォーマンスを繰り広げてくれているんです!特に気になるのはParisの街の“スリ”の多さ!きっとこれはフランスの文化なのかもしれないと思って見てて笑ってしまいました。見所にしてみてください。
残念ながらずっと廃盤になってしまっていましたが今回、ルイ・マル DVD-BOX Iとして甦りました!ちょっと値段が高いので、レンタルなどでザジをチェックしてみてくださいね!そして気に入ったならなら買い!
ちなみにランキング1位は『ひなぎく』2位は『アメリ』です。
他の評価コメントと共に、一参考にしてみてシルブプレ♪
概要
10歳の田舎娘サジが、都会パリにやってきた。ザジの願いは地下鉄に乗ること。しかし、あいにく地下鉄はストの真っ最中だった。
ザジ(カトリーヌ・ドモンジョ)が大人たちを翻弄させながらパリ中を駆けめぐる、どたばた喜劇。映像編集と道具を用いた巧みな演出、笑いを誘うせりふなどが随所に散りばめられ、ザジの初めてのパリ訪問に心おどる様子がいきいきと表現されている。
監督は、ヌーベル・バーグの草分け的存在ルイ・マル。彼の作品『死刑台のエレベーター』『恋人たち』を観たことのある人は、本作でルイ・マルのマルチな才能に驚かされるに違いない。(齋藤リエ)