草野マサムネワールド全開の一作ですね☆ほんとに聴く人を違う世界へトリップさせてくれる力があります。「恋は夕暮れ」「ベビーフェイス」「スパイダー」「サンシャイン」「空も飛べるはず」「ラズベリー」が好きかな。(ほとんどですね♪)ロングヒットしたアルバムですが、違う意味でもスピッツが一番魅力的だった頃の作品だった気がします。マサムネさんにはいつまでもふわふわした世界を表現し続けてほしかったですが、最近は現実的な曲が増えて少し寂しいですね★本当に空を飛べるアルバムを作れるところがスピッツのスゴイところだったのですが・・・。
ずっと聴いていたい名曲ばかり。おすすめ度
★★★★★
イントロからウキウキしてくる「スパイダー」、歌詞を噛みしめたくなる「空も飛べるはず」などシングルで発売されて、TVドラマにも使われていたりとスピッツを知らない人でもメロディラインと声に聞き覚えがあるとおもいます。
でも、このアルバムの魅力ははそれらのシングルで発売された曲だけではありません。
たとえば「ヘチマの花」。女の子とのデュエットで、すごくステキなバラードです。ヘチマの花は真っ白で、実からは想像つかないような少し官能的な雰囲気のある花ですが、それをイメージしたり、夏の暑さを思い描きながら聴くとうっとりしてしまいます。
ほかにも、不思議でありながらはっとさせられる歌詞を独特のステキなハスキーボイスで歌い上げていて、いつでも、いつまでも聴きたい曲ばかりです。
おすすめ度 ★★★★★
代表曲『空も飛べるはず』は、曲、歌詞ともに非常に秀逸。
君と出会ったことで、きっと空だって飛べるはず。と歌う草野マサムネ。
不確かで、曖昧で、空想的だけど、この当時のスピッツには、それすらもリアルに見せる魔法があったような気がする。
ハネモノで思い通りの生き物に変わる、と曖昧から、確信へと変化した何か。
それは、スピッツが空想を否定する大人になったことへの確信のようで、寂しい気がするのは僕だけかなぁ?
概要
1994年発表の5th作品。前作に引き続き笹路正徳をプロデューサーに迎え、広く世に打って出ようとする意気込みのもと、改めてこのバンドの方向性を明確にしたようでもあり、多くが知る「スピッツ印」の懐かしくもポップなサウンドが確立されている。この翌年に発表される、シングル『ロビンソン』の爆発的なセールスにより、彼らの音楽に目覚めたユーザーがその音をフィード・バック、また<3>が2年後の1996年にテレビドラマ「白線流し」の主題歌になったこともありロング・セラーの逸品となった。(春野丸緒)
曲目リスト
1.たまご
2.スパイダー
3.空も飛べるはず
4.迷子の兵隊
5.恋は夕暮れ
6.不死身のビーナス 07.ラズベリー
7.ヘチマの花
8.ベビーフェイス
9.青い車
10.サンシャイン