まず、表紙のイメージ写真は真っ白ですが、手触りがフワフワしたカバーになってます。「インディゴ地平線」のCDの下に敷いてあるのと同じ手触りです。背丈は小さいけれどなかなか分厚いです。写真はほとんどが草野さん中心で、写真が掲載されているページをざっと数えたところ、76ページでした。(あってるかな?計算違いでもそれくらいのページ数です)アルバム「スピッツ」から「フェイクファー」までのエピソードや曲にこめる想いがぎっしり。他には、メンバーそれぞれのインタビュー、写真集、マサムネ白書、あとがき(草野さんによる)。プライベートなこと、幼少時代の暴露話など内容が充実していることは間違いありません。作詞作曲を手がけておられる草野さんの考え方を知って、人生や人間について改めて考えさせられました。そういう意味で、ファンの方でなくても、買ったときにムダな買い物をしたと思うことはないと思います。
音楽が生き物に・・・おすすめ度
★★★★★
スピッツの曲が大好きになって、当然のごとくどんな人たちがこの歌を歌っているんだろうかと気になりだします。そんなときに私は読みました。
この本を読むとスピッツというバンドが本当に好きになります。
メンバー4人のそれぞれの個性と信頼が表れています。
特に作詩曲の草野さんの話はすごく魅力的です。
この本を読んでからでもきっと曲に興味がわくと思います。
2万字インタビューはまさに必読!!!
全く違う半生を生きた4人が創り出した世界を堪能してくださいませ。
ROCKING ONありがとう!おすすめ度
★★★★★
スピッツを最初期から取り上げてくれていた雑誌『ROCKING ON JAPAN』が、「フェイクファー」までのインタビュー、写真を丸ごと一冊に。
フワフワしたパイル調の装丁がかわいく、中の写真も実に見ごたえあり。
何しろ最初期からなので、比較的最近からのファンには興味深く、コアなファンにももちろん、これまでの軌跡が十分に味わえる本。「薔薇色の禁治産者」などなど、最初期につけられたキャッチフレーズは、今から見てもなるほどと興味深く、この雑誌のセンスを感じさせる。
メンバー一人一人の2万字インタビューは最高。
ブレイク前、ブレイク、そして飛躍への扉を開いた頃のスピッツまで、区切りの一冊。
そしてまた、こういう本が出て欲しいと思う。
概要
デビューから現在に至るまでの8年間の歩みをメンバー全員のインタビューを中心に、素顔に迫った撮り下ろし写真も厳選収録。甘くせつなくはかなくて、だけど力強いスピッツの魅力が凝縮された一冊。